雪だるま式借金とは?

多重責務者

お金を借りたあと、その利息がどんどん膨らんでいって
返済が不可能なレベルに達してしまうようなことを「雪だるま式借金」と
言ったりします。

言葉の意味はそのまま、雪の上を転がしていくとどんどん大きくなる
雪だるまになぞらえたものですが、実際にそのような状態におかれているときには
それとは気づきにくいものです。

そのような返済不可なレベルに利息が増えていってしまった人の多くが
「多重債務者」となって最終的には自己破産などの手続きをとることになります。

原因とは?

そうした人をはた目から見ると
「どうしてそうなる前に手を打たなかったんだ?」というような疑問が
持たれるものですが、なぜそのような結果になってしまうのでしょうか。

雪だるま式の借金になる最も大きな原因は、
借り入れを繰り返しているうちに今自分がどこからいくら借りているか
ということを把握できなくなってしまうことです。

最初の借入時には比較的業者からの説明も詳しく聞きますし、
返済計画をどのようにするかも自分なりに理解できるような状態にしておきます。

ところがこれが一か所からの借り入れでは金額が足りなくなり、
複数の金融業者から借り入れをするようになると一気にそのしくみは
複雑になってきます。

極端ではない話、毎月請求されてくる額が本当に適正な計算が
されているものであるのかすら自分ではわからないといったふうに
なってしまうのです。

この、どこまでが元本でどこからが利息なのかといった感覚が
なくなったときが、言ってみれば雪だるま式借金の最初の一転がりと
いうふうに言えます。

返せない借金をしない!

雪だるま式借金を防ぐための最も大事なポイントは
「返せない借金はしない」ということに尽きます。

今は大変便利になって、利息計算方法とともに借入額を
入力するだけで簡単に返済額や期間を算出してくれるシミュレーターも
ネット上に公開されています。

お金を借り入れしなくてはならない事態に陥ったときにも、
このシミュレーターで一度計算をしてみるという一手間をかけることで、
一旦冷静になってその借入をどうするかを振り返ることが
できるようになっています。

またもし複数の金融機関から借り入れをして、自分の給与額では
到底返しきれない金額になってしまったとしたら、早めに弁護士や司法書士、
もしくは最寄りの消費者センターなどに相談をしてみると、
早めに打つべき手を提案してもらえるかもしれません。

返済に関しては、気づいたときにすぐ動くという行動力が
明暗を分けることがよくあるのです。