複利の怖さ

借入には単利と複利の2種類がある

借入には、単利と複利の2種類があります。
そのどちらを選ぶかによって大きく利息が変わってきます。

まず単利は、金利と借入金額を掛け算すれば分かります。

この場合、借入金額と期日までの日数を確認するだけで算出できるので、できるだけ金利が低いところを選びましょう。

ただし、現在では単利によるローンは、短期間で一括返済するキャッシングなどの一部の借入にとどまっています。
複利では、借入した時点での元金のみならず、発生した利息も含めて計算します。

現在のほとんどのローンは、この複利であるので、借入から時間が経過するほど合計金額が膨らんでいくのです。
なお、利用者保護の観点から、様々な法律によって借入の条件が制限されています。

複利の注意点について

複利のローンでは、金利だけではなく、返済方法にも注意しなければなりません。
なぜなら、しでも元金を減らさないと、いつまでたっても完済できないばかりではなく、合計金額が増え続けていくからです。

繰上げ返済ができる金融機関が多いので、できるだけ早く完済するように心がけましょう。
さて、複利で注意したいのが、利息が元金に組み込まれていく性質上、電卓か表計算ソフトを使用して計算しなければいけません。

そして、具体的に複利計算をしてみたら、その増加スピードにきっと驚くでしょう。
元金を全く減らさない前提ならば、半年もあれば倍以上に膨らむケースが少なくないのです。

足し算ではなく掛け算で増加していく為、どんどん加速していきます。
例えば、借入をした当月では利息1万円でも、次の月は利息1万5,000円、さらに次の月は利息2万円といった感じになります。

この複利効果が最も顕著に表れているのが、20年以上かけて完済する住宅ローンです。
シミュレーションをしてみると、頭金の金額によって、支払うべき利息の金額が大きく変わってくるのがよく分かります。

完済した時点での内訳を見てみたら、全体の三分の一以上が利息だったということも、よくあるケースです。

複利であっても正しく扱えば安全

複利であっても、その怖さを理解して正しく扱えば安全です。
一番問題なのが利息の増加スピードなので、自分が返済できる範囲で借りつつも、できるだけ早く完済しましょう。

特に、複数の金融機関で借入をするケースが危険なので、事前に返済計画を立ててみることをお勧めします。
すでに複数から借りているのならば、おまとめローンによる低金利での一本化も検討してみるべきです。

もしも自分の収入だけでは完済が難しくなったら、弁護士などの法律の専門家に相談するのも有効です。
金融機関の設定している金利が高すぎるケースでは、金利の引き直しといった対策ができる場合もあります。

それに、一部の債務を免除してもらう債務整理もできるので、1人で悩まずに早めに専門家の力を借りましょう。